歯に痛みや出血、違和感を感じる場合は、まず一般歯科で検査やカウンセリングをおこないます。応急処置が必要な場合は、先に治療をおこなう事もあります。治療は患者様の状態をしっかりヒアリングして、不安な気持ちを取り除いてから進めていきます。気になる点やご質問など、お気軽にご相談下さい。
虫歯とは、歯が虫歯の原因であるミュータンス菌が作り出す酸によって歯が溶けてしまう事です。 これを脱灰といいます。しかし健康な歯は、ただ溶け続けるだけでなく、自然に元に戻ろうとする力があります。これを再石灰化といいます。 普段は脱灰、再石灰化をくりかえしているので、このバランスがしっかり取れていれば、虫歯は進行しません。
しかし、お口の中のプラーク(ばい菌のかたまり)が残って歯の表面が「べとついた状態」が続くと、それをエサとして虫歯菌(ミュータンス菌)の活動が活発になります。そうすると歯が溶けるスピードが早くなり、歯が持つ元に戻ろうとする力(再石灰化)が追いつかず虫歯になってしまいます。そしてこれを放っておくとさらに内部へ広がっていき、どんどん虫歯が進行していきます。
乳歯は、一定期間が経つと永久歯に生え替わります。誤解されがちなのが「どうせ生え変わるのだから虫歯でも放っておこう」という考え方です。しかし、これは大きな間違いです。乳歯は短い期間に子供の成長において、多くの大切な役割を果たしているのです。乳歯の役割は大きく「噛むこと」、「発音」、「永久歯の誘導」と大きく三つあります。乳歯は永久歯に比べて、小さく柔らかいので虫歯になりやすく、進行も早いという特徴があります。早期の虫歯は簡単に治療できるので、放置せずにしっかりケアしましょう!
歯磨きは、毎日自宅で行える手軽で効果の高いメンテナンス法です。しかし、きちんと磨いているつもりでも実は磨き残しがあったりして、効果を発揮出来ていない場合があります。そのため、歯科医院で染め出しなどで磨き癖などを確認し、お子様に正しいブラッシングを教えて上げることが大切です。
初期虫歯は症状がほとんどなく、家庭でチェックを行うのはなかなか難しいため、定期的な検診を行うことをお勧めしております。また、早期治療の場合はブラッシング指導などで歯の再石灰化を促進し、自然治癒の力で歯を削らなくても済む場合があり、歯に負担がかかりません。
保険適応のクリーニングを行なった方に限り、フッ素塗布が無料になります!ぜひお試し下さい!
フッ素とは、歯垢(プラーク)の働きを弱め、歯垢が作りだす歯を溶かす酸の発生を抑えます。また、再石灰化の促進や歯質効果など歯にとってとてもいい働きがあります。
キシリトールとは、フッ素と同様に歯垢(プラーク)の働きを弱めたり、再石灰化の促進や歯質効果も共にあり、フッ素と併用して使用することでより高い効果を上げられます。またキシリトール入りの歯科ガムは、お子様がお菓子感覚で食べられ、楽しく虫歯予防が行えます。
院内感染とは医療器具や設備の滅菌消毒が不十分なために、患者様や医療スタッフに感染症がうつってしまうという大変な問題です。感染症の代表的なものとして、ウイルス性肝炎(HAV/HBV/HCV)・エイズ(HIV)などがあります。 病原性をもったウイルスや細菌が滅菌の不十分な医療器具などを介して患者様から他の患者様、医療スタッフへ感染してしまうのです。当法人ではそのようなことは決してあってはならないと考えておりますのでドクター、歯科衛生士、歯科助手は予防接種と健康診断を1年に1回法人負担で必ず、受けて頂いております。
また、当法人ではエプロンやコップや手袋は患者様ごとに捨て治療に使用する器具などは130°2気圧のオートクレーブ(高圧蒸気滅菌機)で全て滅菌を行い、院内感染を防止しております。また、最近テレビやインターネットでも騒がれているタービン(歯科用ドリル)の滅菌も行っております。もし自分だったら。もし自分の家族だったらと常に考え、患者様に安心して頂ける衛生管理を行っております。